こんにちは!幼児教育のちゃいるどぎふと六甲道教室です。
文部科学省のホームページに、以下のように記載されていました。
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教育人的資源部の担当者によれば、児童のアイデンティティの確立及び基礎的な母国語の習得の確立が満8歳で完成するという言語学者の見解があり、そのため初等学校第3学年から実施されている英語教育が母国語習得になんら影響をもたらさないと考えている。
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2020年の学習指導要綱の改定の英語教育の導入をなぜ小学3年生からにするかの根拠提示の一文から抜粋です。
英語早期教育は母国語習得に支障をきたす恐れがあるという、韓国での実例に対するリスク管理でこのような発表をしているのだと思います。ちなみに英語の早期教育そのものが母国語習得に対して影響を与えるという事実自体は立証されていません。ただ、母国語教育をおろそかにして英語教育ばかり力をいれると当然、物理的(比喩です)に母国語能力は下がります。
文部科学省の教育人的資源部の担当のかたの意見で、明確な根拠は言語学者の見解以外は示されていませんが、教育現場にいる実感値からも納得感がある見解です。
小学生以降の「国語力」についてはまた別の機会に投稿します。