毎回でうんざり!教科書改定を営業につかう人たち・・・。

昨年は小学校、今年は中学校の教科書が改定されます。初の大学入試共通テストが実施され、「この変化に適応していかねば!」とみなさん心配されていませんか??

実はその心配、恣意的に作られたものです。

皆さんが不安になってくれたほうが教材会社や塾は潤います。みなさんを悩ませるその不安は教材会社や塾、それに類する業種の営業により作られたものです。

チャンスなんです。子どもたちや保護者の皆様にではなく、、、教材会社や塾にとって・・・悪いやつらや・・・

”教科書改定”とか、”英語 単語増える”などでググってみてください。まあ、学習塾とか教材会社とか、そっち系が「ヤバい!ヤバい!」と不安を煽る内容をひたすら書いているばかりです。

しかし、その教科書や学習内容を冷静に見てみるとちょっと変わっただけで実際には殆ど変わりません。1年で1・2項目追加される程度上の学年から降りてくる、しかもその追加される項目はさほど難しくない基礎単元。
学習に根本的に影響を与えるようなものではありません。苦手な教科でも2〜3時間の学習でマスターできるもの。

ホント、、、騒ぐほどのことはない。業者やメディアが不安を煽っているだけ・・・。

とはいう私も実際に教科書をみるまでは心配していました!実は毎回焦ります。どう改定されるか分からないので分からないことは不安!とくに英語は単語が増える!ということで戦々恐々としていました。「どうなるんや!今でも単語を生徒に覚えてもらうのが大変なのに、、、」

蓋をあけてみると、ま、大したことないです・・・。今までと変わりません。400語増えるという数字だけでみるとオオゴトですが、増えたと言えるのか?って単語。てーしたことない!というか、いままでと特に対策や行動を変える必要はない。

去年もそうでしたわ・・・。小学校の教科書分厚なるやん!中学でやった内容はいってくるやん!英語が教科化されるやん!ヤバイヤバイ!

でも蓋を開けてみると、なんてことない。やっていること、テスト、全く変わらない。まあ英語に至っては、とにかく悲惨。教科書がそもそも使われていない・・・なんか悲惨な感じになっているし・・・

もっと前の「脱ゆとり」からそう。教科書はめちゃ分厚くなってます。

でもゆとり時代から学校のテスト内容や、平均点、受験問題については、現在に至るまでなーーーーんも変わっていません。(細かいことをつつきだしたらキリないですけど、対策や傾向、難易度などは変わらない)何度も何度も「改定改定」「難化難化」「対策せねばヤバイヤバイ」「これからの時代は〜」言うてますけど、、、何も変わらないんですね〜。

そりゃそうだ。教科書を難しくしたって、学校の先生が変わるわけでもなけりゃ、生徒の生活習慣が変わるわけでもない。

教科書を難しくして、授業をそれに合わせれば誰も授業ついてこれないだけ。テストをそれに合わせれば平均点がさがるだけ。結果、生徒が自信をなくし勉強しなくなり、保護者は学校にクレームを入れ、学校の担任の先生は怒られ、評価が下がり、自己肯定感がなくなる。という悪循環スパイラルの出来上がり。

教育現場は大変よ。生徒も先生も人間だからね。良かれと思ってやったってその通りに動かないのが人間なんだから。サボるし、逃げるし、意思弱いし、思考停止するし、忘れるし、思い込むし、人のせいにするし、、、プログラミングしたら動くわけではない。だからこそ人間は尊いし、たまらなく愛おしいし、AIでは演算できない「揺らぎ」「ファジー化」ができて、普通は考えつかないような発想ができるのが人間ですわ。

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