ゆとり教育の失敗(?)から学ぶ幼児教育無償化

こんにちは!

神戸市灘区の六甲道駅すぐと加古川市の幼児教室ちゃいるどぎふと幼児教育です!

10月から幼児教育無償化が始まりました!
消費税はあがりましたが、幼児がいるご家庭にはとても助かる制度ですね!

しかしながら、幼児教育無償化に便乗した保育園の値上げが問題になっていたり、幼児教育系各社が「幼児教育無償化キャンペーン!」
と銘打って様々なPRを仕掛けていたりとなんだか物々しい雰囲気になっている部分も見えてきました。

皆様は今回の幼児教育無償化どう感じていますか?

「保育料の値上げはおかしい!」とか「無償化になって捻出できたご家庭のお金に幼児教室が群がっている!」とか・・・。

色々厳しい意見もお有りかと思いますが、私はこの「保育料値上げ」や「幼児教室のキャンペーン」については悪いことではないと考えています。ただし、「値上げ分を何に使うかを明確にしていること」「幼児教室に通った価値を明確にしている事」が前提であれば。
「値上げします!使いみちは説明しません!」はダメ。

たとえば、「保育士の給料をあげます!」と宣言したり、「加配(規定されている最小人数よりも多く先生を配置すること)の先生の数を増やして園児一人ひとりの特性にもっと合わせて保育・教育をします!」とか、「今まで料金が高くてなかなか踏み出せなかった幼児教室に行ってみよう」等。

「もともと必要だと思っていたお金が制度によって浮いた」という考えをお持ちのご家庭のとってはちゃんと使いみちを考えて、投資するというのは幼児教育無償化制度の一つの使い方だと思います。※当然今回の幼児教育無償化の趣旨とは違いますが・・・要は制度の使い方です。

「制度によって捻出できた余裕をどう使うか。」

これによって教育効果という意味での個人の格差がめちゃくちゃ出てくると思います。

まさに・・・ゆとり教育がそうでした。

ゆとり教育は全体の学力を下げる結果になってしまい、結局「失敗」と定義され「脱ゆとり」教育現場はてんやわんやしていました。

ただ、ゆとり教育は「成功」もたくさん生み出しました。特にスポーツなどの正解では昔では考えられなかったような世界トップクラスの選手を何人もゆとり世代から排出しています。

ゆとり教育ではたくさんの「学力が低下した子どもたち」とすこしの「世界で活躍する多種のトッププレイヤー」を生み出しました。

両者の違いはなんでしょう?
それはゆとり教育でできた「ゆとりの時間」を未来のために活用・投資できた子供と、ただダラダラと時間消費した子供の違いです。

時間がへり、土曜日も休みになった事によりできた時間をスポーツにつぎ込む事ができた子供はゆとり教育の成功者でした。

しかし、、、現実にはそんなに打ち込めることがあって、未来の努力投資ができる環境があるたくさんは子供はいませんよ・・・。
だから勉強するのに・・・将来打ち込めるものが見つかった時に、役に立つ確率が最も高い努力投資として・・・

今回の幼児教区無償化はお金の捻出であり、時間ほど重要度が高いものの余裕ではないので、ゆとり教育ほど個人格差がつくとは思えませんが、やはり捻出できたお金をどう使うかということに関してはゆとり教育と同じようにお金・時間の運用による個人差がついてしまうと思います。

限られた予算・時間・・・「これに使う!」と決めるということは同時に「これには使わない!」と決めること。

家族で旅行に行って良い思い出を作ろう!とか、本をいっぱい買おうとか、、、子供のために上手く使う方法を考えていきたいですね!

ではまた!

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