知っていてみる世界と知らずに見る世界は全然違う。

こんにちは!ちゃいるどぎふと幼児教育です。

ちゃいるどぎふとでは語彙力を重要視して、語彙力をどんどん伸ばせる仕掛けをたくさん作っています。
語彙力は算数の学力とも相関があるし、(しかも相関係数相当高め)小さい頃に差がついてしまうとなかなか追いつけない性質があるがゆえです。

でも語彙力っていわゆる知識なんですよね。

このネット社会では、検索すれば出てくる知識は必要でないという意見も聞きます。

検索すれば出てくる知識って必要ないのでしょうか??

いや、人生を楽しむためにも知識があるということはとっても大切なことです。

知っていて見る世界と、なにも知らずに見る世界ではまったく違った景色になる。

これはまさにそうですね!ということが人気の漫画「チ。」でも描写があったので

ちょっと紹介させていただきますね。

「チ。」という漫画は、天動説が前提だった時代に地動説に気づいた学者たちが、宗教の弾圧を

受けながら研究結果を次世代に繋いでいくというストーリーです。

その中で、文字も読めない教育を受けていなかった青年がでてきます。

青年は夜空を見上げた時に、夜空が不気味なものにしか見えていませんでした。

その後、天文学を学んだ青年が夜空を見上げた時に、

「同じ空を見上げているのに天文学を学んだ後にみた夜空は、まったく違うものに見える」

「それが、何かを知るということだ」


セリフは正確ではなく記憶ですが、何かを知るということは本当にこういうことです。

知らないことには興味がもてません。なので検索しようとすら思えません。

また理解するとは、とある心理学者によると「知っていることと知らないことを結びつけることだ。」

という概念もあります。知っていることがないと知らないことが出てきても結びつけられませんよね。

また、記憶も知っていることに結びつけることで効率的に記憶できます。

高校生の暗記系科目でもこの性質を利用して、まずはざっくり全体の流れを学び、

その流れに紐つけるように細かい知識を覚えていくという手法を使います。

つまり、「知っている」と「知らないが検索すればわかる」は全然違う世界をその人にもたらします。

「調べればわかる」は知るプロセスとしては当然ですが、「調べればわかる」状態になるためには

「調べればわかること以外の周辺情報」を知っておく必要があるので、ネット社会、AI社会であるからこそ、どんどん知識を吸収していきましょう!




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